その、青い心たち

僕の話を聞いてくれ 笑い飛ばしてもいいから

赤い個室

今週のお題「赤いもの」

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赤といえば何を思い浮かべますか?

人それぞれあると思いますが、
私は赤い色で、忘れられない思い出があります。

新卒当時、ホームセンターで働いていたのですが
大阪の南の方の店舗で、
周辺環境があまり良くない地域でした。

開店準備は手にホウキを持って
外売り場で寝ているホームレスを
追い払うところから。

夜間、入口の自動ドアに銃弾を撃ち込まれて、
翌日現場検証のため
昼まで開店できなかったこともありました。

そんな感じだったのである程度のことには驚かないメンタルが、
自然と身についていたのですが
アレには驚かされました。

その日、
ドジっ子先輩の発注ミスにより
閉店後にセメント25kgを
16パレット(1パレットは60袋)分、
一人で片付けなければいけないという 事件があり
身も心もボロボロになっていました。

でも当時はまだ新卒、
まだまだピュアだったので、
クタクタになりながらも
全ての閉店業務をやりとげなければ!
と頑張っておりました。

閉店業務の締めがトイレ掃除。
トイレの綺麗さが重視されている会社だったので、
トイレ掃除は絶対に手が抜けないところ。

ピッカピカにしてやんぜっ!

と、疲れた身体に
熱いハートをリロードして
勢いよく個室をあけたら...





赤い塊が見えまし...た?





本能的なものなのか、
赤い何かが見えた瞬間、 危険を感じ、光の速さで扉を閉じました。





イマノナニ??





破裂しそうな心臓の鼓動を感じながら、
見なかったことにしたいという思いと
確かめずにはいられないという思いが
せめぎ合って、
確かめたい思いが僅かに勝ちました。



そ~っと、ゆっくり
扉を少しずつあけ、隙間から中を確認したら...





便器が真っ赤!





えぇぇ〜..



どぉーすんのコレ、ねえ、どーすんの??



という感じてした。モップでフキフキしてみましたが全く効果なし。





油性かよ

中まで塗ってんのかな..
もはや作品としてのクオリティを求めている自分がいて、
蓋を開けて確かめずにはいられませんでした。

便器の蓋をすっと開けて確認したら




便器のなかまで真っ赤!




プロの仕業や



そんなことより

疲れきった身体の隅々に溜まった乳酸が
一気に消し飛んで全部アドレナリンにかわるような


そんな、衝撃的なテキストが蓋の裏に!!





シャア専用



犯人はあいつか

『赤の肖像 〜シャア、そしてフロンタルへ〜』



忘れられない思い出です。