その、青い心たち

僕の話を聞いてくれ 笑い飛ばしてもいいから

唯一のスカチューン! レストラン

今回は「レストラン」です。

この曲は、87年11月21日発売の2ndアルバム「YOUNG AND PRETTY」に収録されています。
ブルーハーツにとって2ndアルバムはいろんな挑戦をしたアルバムのようで
マーシーさんがうたう曲が初めて収録されたり、キーボードが入っていたりしています。

そして、ドラムも1stのように8ビートばかりではなくなっています。

「YOUNG AND PRETTY」は佐久間さんという方がプロデューサーとして起用されていますが、
厳しい方だったようで、なかなかOKがでず、
バンドのメンバーは自分たちの実力不足を痛感したといいます。

そんな挑戦だらけの「YOUNG AND PRETTY」の中でも
特に目立つのが、今回解説する、まさかの2トーン「レストラン」です!

作詞作曲はヒロトさんですが、
不思議な歌詞です。

かつて、工場跡で暮らしていた自らの境遇になぞらえたかのような、
スカのハッピーなリズムにちょっと切ない感じの歌詞。
そんな一曲です。

ブルーハーツは100曲以上リリースしていますが、
スカはこの曲だけです。貴重ですね!

貴重なはずなんですが、
カバーやタイアップは特になさそうです。(´・ω・`)

初披露は1985年7月25日@新宿ロフトですが、
1992年6月2日@武道館(HIGH KICK TOUR)まで演奏されていたので
メンバーも結構お気に入りだったのではないかと推測しています。

レストラン

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

イントロ

スカらしく楽しげでいい出だしです。



ギターソロ

ダウンチョーキングがアクセントになっている、
ブルーハーツでは珍しいタイプのソロです。
最後のほうのチョーキングラッシュが気持ちいいです!



歌詞の聞きどころ

明日保健所がきたら
捨てられちゃうよね僕たち
レストランにいきたい

前述のとおり結成当初から演奏されてきた曲なのですが、
ブルーハーツ
アルバイトで食いつなぎながら音楽活動をしていた時期があります。
マーシーさんはアルバイトじゃなくて印税生活だったそうな)

工場跡に住み、社会の枠にギリギリ入っているかどうか怪しいくらいの感じ。
それなりに不安もあったんじゃないかなと思います。
そんな感情が歌詞に現れたのかも?と私は思っています。

明日どこかの交差点で
ひき逃げされちゃうかも
みんなが笑ってる

ひどい死に方をしても笑われてしまう。
「ロクデナシ」に出てくる「お前なんかどっちにしろ いてもいなくても同じ」に
通ずるものがありますね。

当時、パンクって、ロックやっている人の中でも
好きだって公言する人は少なかったとか。

愛されなかった境遇が
ちょっと弱気な歌詞になったのかな?
なんて、思いました。

弱気なヒロトさんも貴重かもしれませんね!

今回解説した曲

レストラン

レストラン



今回解説した曲の楽譜


2ndアルバムの楽譜です。

収録作品

・アルバム
YOUNG AND PRETTY



THE BLUE HEARTS BOX